意外と簡単!そして安い!ホーチミンの市バス 乗り方ガイド

\Xin chào các bạn!/
こんにちは、marucoです。

maruco

突然ですが、ホーチミン在住の皆さんは、普段どうやって移動していますか? 

私はGrabやGojekなどの配車サービスを使うことがほとんどですが、時間に余裕があると、たまにローカルバスに乗ります。

ローカルバス、町中でよく見かけますよね。でも、なんとなく敬遠して「乗ったことがない」という方が多いのではないでしょうか。ベトナム語がわからないと、ちゃんと目的地に着けるか不安ですよね。

そこで今回は、ホーチミン市内で唯一の公共交通機関である市バスの乗り方をご紹介したいと思います。意外と簡単なので、ぜひ皆さんも一度チャレンジしてみてください!

バスをオススメする理由

乗り方を解説する前に、「私がバスに乗る理由」について書いておこうと思います。

とにかく安い

一番の理由は、とにかく安いこと。

運賃は路線によって異なりますが、市内中心部であれば大半が 6,000ドン7,000 ドン(約30円)。空港シャトルバスなどを除けば、高くても15,000ドン(約70円)のようです。

ね?めっちゃ安くないですか…!?

現地の雰囲気を味わえる

そして、せっかくの海外生活、現地の雰囲気をできるだけ感じ取りたいな~と思ったこと。

現地のベトナム人にとって、バイクに続く、主要な交通手段の一つがバス。そうであれば、私もベトナム人と同じことをしたい!バイクを自分で運転する勇気はないけれど、バスなら私にだって乗れるよね!と思ったわけです。

意外と便利で簡単

実際に何度か乗ってみて思ったのは、意外と簡単!ということ。アプリをスマホに入れておけば、誰でも簡単にバスに乗れます。私が初めてバスに乗ったのは、旅行でホーチミンに来た時でしたが、地理感覚のない私でも無事に目的地にたどり着くことができました。

しかも、路線数・運行本数が非常に多い。ホーチミン市内だけで150本以上の路線があり、行きたいところにはたいていバスが通っています。1本逃しても、10~20分も待てば次のバスが来るので、便利ですね。

事前にアプリ「BusMap」を入れておこう

アプリをダウンロード

まずは、市バスの乗換案内アプリ「BusMap」をスマホにダウンロードすることから始めましょう!

これさえあれば、バス停の場所、乗るべきバスの系統番号、時刻表、到着予定時刻など、すべてが分かります。

➔iPhoneの方はApp Store
➔Androidの方はGoogle Play

地域を選択

アプリを起動したら、利用する地域を選択します。

ホーチミンのほかに、首都ハノイ、中部のリゾート地ダナン、さらにはタイ版もあるんですね…! 私はホーチミン在住なので、ホーチミンを選択してダウンロードしました。

言語を選択

言語はベトナム語・日本語・英語から選択できるので、お好みでどうぞ。

日本語対応、すごいですね!ただ、あまり翻訳の精度が高くないので、私は英語版を利用しています。
\いつかベトナム語で使えるようになるのが目標!/

アプリの使い方 ~バスに乗るまで~

では、いよいよアプリの使い方を見てみましょう! 実際に乗車するときの操作方法です。

ルート検索は「Direction」をタップ

まず事前準備として、位置情報設定は「ON」にしておいてください。

そしてアプリを開いたら、画面右下のアイコン「Direction」をタップします。ここでバスの経路を検索できます。

出発地・目的地を入力

「From」と「To」を入力して検索しましょう
出発地・目的地の入力方法は3つあります

出発地「From」は、現在地(Your current location)を選択します。

目的地「To」は、行先の名前や住所で検索することも、地図上で場所を選択(Pick location on Map)することもできます。

最後に「Direction」をタップして検索

目的地の名称で検索した場合は、住所が正しいかどうか、もしくは、マップ上で正しい場所を指しているかを、念のため確認しておきましょう。たまに異なる場所を指していることがあるからです。

好みのルートを選択

すると、ルート候補が表示されます。

所要時間、運賃、乗り換えの有無、歩く距離などが表示されますので、自分の乗りたいルートを見つけましょう。

maruco

私はいつも、乗り換えなしで、バス停が一番近いルートを選択しています。

経路・運賃・バス停を確認

ルート一覧で、気になるルートをタップすれば、経路の詳細が表示されます。

乗るバスを決めたら、運賃をチェックし、細かいお金があるか確認しておくと良いですね。車内でもおつりはもらえますが、私は大きなお札しかないときは心配なので、近くのコンビニ等でお金をくずしておきます。

そして、いよいよバス停に向かいましょう!

maruco

道路を歩くとき、アプリに集中しすぎないよう気をつけてくださいね! 事故やスマホ盗難のリスクが高くなります。

バス停へ向かう

バス停はこんな感じです。少し分かりづらいかな?

字が小さいですが、上部にバス停の名前が書いてあります。また、青い部分には、ここに停車するバスの系統番号と、経由するバス停の名前がすべて書かれています。

BusMapのアプリを見て、自分の乗車するバス停かどうか、乗りたいバスが来るかどうかをチェックしておきましょう。

maruco

慣れれば、アプリを使わなくても、この案内表示だけでバスに乗れるかな…!?

バスの到着時刻をチェック

あとはバスを待つだけ…♪

バス停の名前をタップすると、乗りたいバスの現在地をトラッキングすることもできますよ。

乗車時刻が近付いてきたら、なるべくバス停の案内板の近くに立っていましょう。道路の奥の方に立っていると、うっかりバスが通過してしまうことがあります。

maruco

繰り返しになりますが、アプリに集中しすぎて、周りが見えなくならないように気をつけてください! 道路の近くでスマホをいじっていると、通りすがりのバイクに、スマホを盗まれることもあるようです。

バスの到着予定時刻をトラッキング
乗るバスを選ぶと現在地も一目で分かります

バスへの乗車から降車まで

いよいよ、バスに乗ります!

手を挙げて乗りたいことをアピール

バスが来ました!

バスが来ました!

自分が乗る番号のバスか確認し、手を挙げて乗りたいことをアピールしましょう。タクシーを止める感覚ですね。

さっと乗って、すぐに座る

一番難しいポイントは、バスへの乗車です。

というのも、ベトナムのバス、完全に停車しないことがあるんです。乗車・下車する人がいる場合は、スピードを落としてくれるので、その間にさっと乗ります。今回は停車してくれた(気がする)のですが、前はうっかり乗り損ないました。

乗車するところを動画で撮影してみました!

たとえ停まってくれても、すぐに発車するので、もたもたせずに座りましょう

運賃を支払い、行先を伝える

乗車券は色んな種類があります

運賃の支払いは、席に座ってからです。車掌さん(?)が運賃の徴収に来るので、お金を用意して待ちましょう。支払うと、小さな紙ぺらの乗車券をもらいます。これは降りるまで持っておきましょう。

この時、行先を伝えておくと安心です。たいていベトナム語しか通じないので、アプリで行先のバス停を指さして伝えると良いと思います。

maruco

先ほどの動画では、つい慌ててしまい、運賃を乗車後すぐに運賃を渡していますが、その必要はありません。揺れて危ないので、まずは「すぐに座る!」ことを優先しましょう。

また、動画の最後に聞こえる、運転手さんの「Đi đâu?(ディーダウ)」が「どこに行くの?」という意味です。

乗車中はアプリで現在地を確認

バス車内の様子

行先は伝えてありますが、念のためアプリのルートマップでも現在地をチェックしておきましょう。バス停の車内アナウンスは特にありません。

降車するバス停の、ひとつ前のバス停を過ぎたら、降車ボタンを押します

降車口前で待機して、すばやく降りる

後ろのドアの前で待機します

降車は、乗車の次に難しいポイントです(笑)

降車するバス停が近付いたら、降車口(後ろのドア)の前に立っておきましょう日本のバスでは「バスが完全に停車するまで、席を立たないでください」と言われますが、その逆です。すぐに降りられるように、立っておくよう促されます。まだバスが揺れるので、気をつけてくださいね。

バス停が近付いたら、ドアが開いて減速します。乗車時と同じように、完全に停車するとは限らないので、すばやく降りましょう。降りたら、くれぐれもバイクや車に気をつけて、すぐに歩道に入ってください。

まとめ

いかがでしたか? 

アプリさえ入れておけば、ルート検索は簡単です! 「乗車時」と「降車時」はちょっとドキドキしますが、慣れてしまえばどうってことないです。ただ、足腰の悪いお年寄りの方、小さなお子様連れの方は、やめておいた方がいいかもしれませんね。若くて元気な皆さんは、ぜひバスに乗ってみてください!

maruco

次はバスに乗ってどこに行こうかな~♪

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