ホーチミンの隔離ホテルIbis Saigon Airportはこんなところ!

\Xin chào các bạn!/
こんにちは、隔離生活中のmarucoです。

maruco

ベトナム・ホーチミンでの隔離生活5日目を迎えました。はじめは、隔離生活なんてやっていけるのかな~と不安でしたが、案外楽しく元気に過ごしています。

今回は、私が隔離生活でお世話になっているホテルの様子をご紹介したいと思います。これから隔離前提で渡航される方や、単純に隔離生活に興味がある方など、ぜひご覧ください!
\余談ですが、ベトナム語で隔離はcách ly(カックリー)/

入国条件は14日間ホテル隔離

まず前提として、ベトナム滞在期間が14日を超える場合、入国後14日間は政府指定隔離施設に滞在することが入国の条件となっています。(2020年11月現在)

◆ベトナムでの滞在期間が14日を超える場合

●概要
 日本のレジデンストラックに相当します。
 ベトナムでの勤務先企業(機関)が個別に申請・手配することにより、駐在員、そのご家族及び出張者の皆さまはベトナムに入国することができます。ただし、手続きには、1か月半から2か月要するほか、入国後、14日間、隔離施設(ホテル)に滞在する必要があります。

●隔離期間の7日間への短縮
 ベトナムにご自宅等(アパート等)がある方は、勤務先企業が個別に申請・手配する際、その旨申請することにより、入国後、7日間、隔離施設(ホテル)に滞在した後、専用車両にて自宅等に移動し、入国後14日目まで過ごすことができます。

在ベトナム日本大使館「ベトナムへの入国を希望する皆さまへ

しかし、ここに1つトラップ(!?)が。

maruco

14日間の隔離と書いてあったので、私はてっきり「13泊14日」かと思っていたんです。ところが、会社が手配してくれたホテルの予約票をみると、11月22日チェックインで、チェックアウトは12月7日。んん…!?15泊16日やん!!

初日は夜遅くに着くので「0日目」とカウントして、翌日から数えて14日目に隔離義務が終了し、翌日15日目にPCR検査の結果が出たら開放となるわけです。

なお、事前の申請で隔離期間を7日間へ短縮することも可能ですが、条件が厳しいのであまり現実的ではないそうです。

空港近くのIbis Saigon Airport

私が滞在することになったのは、ホーチミン・タンソンニャット国際空港のすぐ目の前にあるホテル「Ibis Saigon Airport」です。はじめは中心地に近い方がいいんじゃないかなぁ~とも思ったのですが、どうせ外に出られるわけでもないし、初日は夜遅くに到着して疲れているので、近くて良かったと思っています。

Ibisは、仏AccorHotelsが世界中に展開する大手ホテルチェーンで、対応もしっかりして安心です。ホーチミン7区にある系列ホテル「Ibis Saigon South」も隔離施設として指定されています。

部屋は大きくわけて3種類あり、①スタンダードルーム ②スタジオルーム ③アパートメントの順にだんだん広くなっていきます。以下、簡単に情報をまとめてみました(maruco調べ)。
\正確な情報をお求めの方は必ずホテルへお問い合わせください/

部屋のタイプ客室サイズ料金(1泊あたり)
Standard room18㎡1,700,000VND(約8,500円)
Studio room36㎡2,000,000VND(約10,000円)
Apartment One Bedroom54㎡3,000,000VND(約15,000円)
Apartment Two Bedroom72㎡4,000,000VND(約20,000円)

広くて快適なStudio Room

そして、私が2週間お世話になるお部屋が「Studio room」です。2部屋あって広々しています。私は単身での隔離生活なので「Standard room」でも問題はないのですが、夫の会社が2週間の長期ステイであることを考慮してくださり、ひと回り広いStudio roomとなりました。
\本当にありがとうございます…!/

キッチン&ダイニング

全体的に明るい雰囲気のお部屋です。

手前にキッチン、奥にはリビング

ドアを入って、すぐ右手に小さなキッチン。コンロ、シンク、冷蔵庫、電子レンジがあります。冷蔵庫は十分すぎるくらい広々。食器類は撤去されており、カトリーのみ1セット置いてありました。食材がないので、隔離期間中に料理をするわけにはいかないのですが、鍋を持参するか、ホーチミン在住の方に届けてもらえば、簡単な即席麺くらいなら作れると思います。

maruco

話は逸れますが、このホテルの最大のメリットはデリバリーや差し入れが可能なこと。隔離ホテルによっては、飲食店からのデリバリーも、知人からの差し入れもNGなんだとか。私は、夫から隔離生活に必要なものを届けてもらったり、日本食をデリバリーしたりして、快適に過ごすことができています。なので、キッチンはありますが、自炊は必要ないかな~と思っています。

ダイニングのテーブルとイスは、食事をしたり、パソコンをいじったりするときに使っています。そして、ドスンと置いてあるのは、隔離生活で飲むミネラルウォーター(19L)湯沸かしケトルもあるので、持参したコーヒーやお茶を飲んで、リラックスしています。

リビング

ダイニングとリビングスペース、左手奥の部屋は寝室

キッチン・ダイニングの奥には、リビングスペースがあります。写真左手の手前と奥に見えるのは、姿見大小一つずつ。そして、左手の扉の向こうが寝室です。

リビングスペースには、ソファとローテーブル、テレビがあります。テレビはローカルチャンネル以外にも、ワールドチャンネルやNHKも映りますHDMIでSwitchやAmazon Fire TV Stickを繋いで、ゲームや映画で暇つぶししている方も多いようです。ローテーブルを動かせば、軽い運動をするスペースも確保でき、私はYoutubeを見ながらエクササイズしています。
\ヨガやたけまりダンスしてます…!/

ベッドルーム

寝室はキングベッド

そしてベッドルーム。壁紙が可愛らしいですね。

キングベッドは広々していて快適。読書灯もあるので、夜はゆっくりベッドで本を読むのもありだと思います。枕は私好みで、ふわふわ柔らかめのタイプ。固めが好きな方は、ご持参ください(笑)

この部屋にもテレビがありますが、HDMIの差込口は見つけられませんでした。

バスルーム

スタジオルームはバスタブなし、シャワーのみ

最後にバスルーム。寝室に向かって左手に続いています。洗面台と、お手洗い(写真手前)、シャワー(写真奥)があります。

残念ながら、このタイプのお部屋にはバスタブはありませんが、シャワーの水圧はしっかりしていて、熱いお湯もちゃんと出て、なにせ夏の国なので、今のところ困っていません。また、このホテルはランドリーサービスがないので、洗面台で毎朝じゃぶじゃぶと手洗いしています。

備え付けアイテムについては、ドライヤーは風圧もしっかりしているので、ロングヘアの方も安心。タオル類は部屋の外に出しておけば交換してもらえるシステムです。アメニティは必要最低限のものだけなので、あまり頼りにせず持参することをオススメします。特に、シャンプーがないのでお気を付けください。

部屋に備え付けのあったアメニティ

窓からの景色

部屋から一歩も出られないとなると、窓の外の景色って気になりますよね。

まず、窓は開きます…!!!これは結構嬉しいポイント。外の空気って大切です。

リビングも寝室も窓が開くので、空気の入れ替えができます
maruco

ただ、実は友人が泊まっている部屋(同じくStudio room)は窓が開かないとのことで、もしかすると部屋によるのかもしれません。あくまで私の推測ですが、「シティービュー」は窓が開けられず、「ガーデンビュー」は窓が開くのかな、と。

そして窓の外は、こんな感じ。向かいのビルが見えます(特に夜になると丸見え)。また、ホテルがコの字型になっているので、サイドの部屋の窓が見えます。下を見下ろすと、緑があるスペース(ガーデンビューと言うほどのものかは疑問)があります。

というわけで、あまり開放感のある景色ではありませんが、上を見上げれば空が見えることが救いです。

上を見上げれば、空が見えます!

まとめ

最後に、Ibis Saigon Airportの「良かった点」と「残念な点」をまとめてみました。

良かったところ

  • Grabなどのデリバリーができる
  • 知人からの差し入れができる
  • 部屋が広くて快適(部屋による)
  • 部屋が明るい雰囲気
  • 窓が開く(部屋による)

残念なところ

  • ランドリーサービスがない(洗濯物は手洗い)
  • バスタブがない(アパートメントルームにはあるらしい)
  • カトラリーは自分で洗う(洗剤・スポンジは要持参)
  • シャンプーがない(いずれにせよ持参してたかな…)
  • 窓が開かない(部屋による)
maruco

あれこれ書きましたが、総じて言えば、不自由なく暮らせています。洗濯物を手洗いする手間はありますが、勝手に1日3食出てくるなんて贅沢じゃないですか? 2週間もホテルに引きこもるだなんて、小説家にでもならないと経験できないことだと思うので(笑)、せっかくの機会を楽しもうと思います。

隔離生活に関しては、また引き続き投稿していこうと思いますので、お楽しみに!

【ベトナム隔離生活】隔離ホテルでの1日はどんな感じ?

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