旅先で夫がコロナに感染し、夫婦別々で隔離された話。-ベトナム・コンダオ島にて

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こんにちは、marucoです。

新年早々、夫が新型コロナに感染しました。

それも旅先のコンダオ島で。\なんてこった/

幸い軽症で大事には至りませんでしたが、やはりこのご時世、いつどこでコロナに感染するか分かりませんね。なかなか経験できないことだと思うので、皆さんにも共有したいと思います。

maruco

これから旅行に行く予定のある方は「そんなこともあるんだ〜自分は気を付けよっと」と参考にしていただければと思います。

旅行に行くか行かないか

お正月の旅行。

思い切って行くか、それとも行かないべきか、ギリギリまで迷っていました。

そもそもコンダオ島は観光客の受け入れをしばらく止めていて、昨年12月24日から観光客の受け入れが再開したんです。それが決まったのも、その数日前。

観光客の受け入れ再開に伴い、コロナ感染対策に関する規則も設けられました。

ただ、ホーチミンでは比較的コロナ感染が落ち着いていましたし、テト(旧正月)にはまた感染拡大して行動制限される可能性もあるだろうと考え、思い切って出かけることにしました。

1年前のテト旅行をコロナでキャンセルしたのですが、その際にもらったバウチャー(航空券代の返金の代わりにもらえる割引券)の使用期限が迫っていたので、それを使ってしまいたかった、というのもあります。

コンダオ島の観光客受け入れ規則

観光客受け入れ再開にあたっての規則(2021年12月時点)は次の通りです。

  1. ワクチン2回目を接種してから2週間以上が経過している、もしくは、コロナ感染から回復して6カ月以上が経過していること
  2. 到着前72時間以内の陰性証明書(抗原検査 or PCR検査)を取得していること
  3. 感染レベル4の地域に居住している人は、コンダオ島で7日間(滞在日数が7日未満の場合はその日数)の健康観察を行うこと
  4. ホテルチェックイン時に抗原検査を行うこと
  5. 抗原検査で陽性となった場合は、回復するまで現地医療機関のもとで健康観察を行うこと

明確に「隔離」とは書かれていませんが、⑤は隔離を意味していますね。

また、コンダオ島の医療体制には限りがあり、深刻なケースは治療できない可能性があることも明記されていて、高齢者や妊婦、基礎疾患のある人は旅行を制限することを推奨していました。

渡航前の抗原検査は陰性

旅行の2日前、規則に従って抗原検査(クイックテスト)を受けに行きました。

結果は、夫婦ともに陰性。これで一安心です。

ただ、旅行前に感染したくないし、年末年始だったこともあって、なるべく外出せず、自宅で過ごしました。抗原検査後のランチは外食したのですが、空いているお店で、風通しの良い屋外の席を選択。店員さん1人以外とは接触しませんでした。

抗原検査はここで受けました!

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チェックイン時の抗原検査で陽性

さて、いよいよコンダオ島へ出発!

現地の空港には、防護服を着たホテルスタッフがお迎えに来てくれました。

そして、チェックイン前にフロントとは別の棟に行き、抗原検査を受けました。すごーく丁寧に、奥の方までぐりぐりしてくれました(涙

チェックイン前にホテル別棟で抗原検査

ドリンクをサーブしてくれ、その場で結果が出るのを待ちます。その間、なぜか夫だけ「もう1回検査させて」と言われ、よく分からないけど応じました。

…あれ?

なにやらスタッフさんがざわついている気がする。

検査会場を出入りしたり、誰かに電話をしたり。

そして、スタッフさんが来て「We are very sorry, but your result was positive.(残念だけど、あなたの検査結果は陽性だったわ)」とのこと。

ええー!!まじかー!!!

ちなみに、私は陰性。夫だけ陽性。2回やってくれたけど、どっちも陽性。

左は私の結果(陰性)、右2つが夫の結果(陽性)

ということで、隔離確定です。

クイックテスト(抗原検査)だから、偽陽性の可能性もあるのでは?と思いましたが、島ではPCR検査はできないのだそう。そもそも検査機関がないんですね。

後々調べていて分かったのですが、12月末にF0(感染者)の定義が変わり、抗原検査で2回陽性になった時点でF0(感染者)として認定されるのだそうです。

私はF1(濃厚接触者)として7日間の隔離が必要となりました。

参考記事Định nghĩa mới nhất về ca bệnh COVID-19: Thế nào được coi là F0?(保健省HP)

【ご参考】ベトナムの感染者分類

ベトナムでは、コロナ感染者をF0、濃厚接触者をF1、その接触者をF2、さらにその接触者をF3…と呼びます。ゼロコロナを目指していた時期はF5まで追跡して隔離措置を取っていました。

夫婦別々の部屋で隔離スタート

スタッフさんに連れられて、隔離部屋へ…

隔離エリアの入口

残念ながら、夫とは別部屋です。

夫はこちら、F0 (感染者)隔離区域に。

しばらくすると地元警察の方から連絡があり、正式に夫はF0(感染者)、私はF1(濃厚接触者)に認定されたと告げられました。(お医者さんでもなく、保健省の方でもなく、お巡りさんだったのは、きっと少ない人員で役割分担して対応してくださっていたのだと思います。)

さらにコンダオ地区人民委員会から「隔離指示書」のような書類が届き、「ルールを守って隔離します」という主旨の書類にサインしました。

F0認定された夫への対応(症状と処方薬)

夫婦ともにワクチンは2回接種済でした。(アストラゼネカ×2回)

幸いにも症状が軽かったので、医療機関での集中隔離ではなく、ホテル隔離となりました。

隔離初日はお医者さんがホテルの部屋まで来てくれて、症状などを確認したうえで、薬が処方されました。また、血中酸素飽和度と脈拍を測るパルスオキシメーターが支給され、毎日パルスオキシメーターの測定結果をSNS(Zalo)で医療スタッフに報告するよう言われました。

主な症状

夫曰く、陽性となった日の夜は少し熱っぽく感じたとのこと。ただ、手元に体温計がなかったため発熱していたかは不明です。翌日体温計をもらいましたが、それ以降は発熱しませんでした。

また、2~3日間は鼻づまり、咳、息苦しさがあったようで、お医者さんからは「深く呼吸をするように」と指導されました。(呼吸法の動画を見せてもらい、それを毎日やるように、と。)

4日目以降は症状もなく、元気に。味覚・嗅覚についても問題なしでした。

処方された薬

軽症でも、薬はたくさん飲まないといけないんですね。処方してもらった薬がこちらです。

処方された薬
  1. モルヌピラビル(抗ウイルス薬)
  2. Repamax(解熱剤)※発熱時のみ服用
  3. Growsel(ビタミンC)
  4. Kovir ※コロナ治療の漢方薬のようなもの
  5. 生理食塩水(うがい用)
  6. Fefasdin(鼻水・鼻づまりの薬)
  7. Efticol(点鼻薬)

コロナの軽症・中等症患者向けの治療薬、モルヌピラビル。重症化を防ぐ薬だそうで、日本でも昨年12月に承認されたばかり。幸いベトナムにも入ってきていて、処方してもらうことができました。

ただし、モルヌピラビルは胎児や精子への影響が懸念されるため、妊婦は服用しないことを推奨しているほか、服用後100日間は避妊すべきとのこと。処方時に同意書にサインを求められたそうです。

参考記事
「モルヌピラビル」 新型コロナの飲み薬として正式に承認(NHKニュース)
Bộ Y tế: Molnupiravir ảnh hưởng đến tinh trùng, thai nhi(VnExpress)

F1認定された私への対応

F1(濃厚接触者)となった私の方は、隔離期間中、診察も健康観察もありませんでした

ただ、隔離前は夫とずっと一緒にいたわけですから、潜伏期間を経て、今度は私が発症する可能性も否定できません。最後まで不安は拭えませんでした。

隔離最終日の朝、医療スタッフさんが部屋まで来てくれて、抗原検査を実施。

しばらくして初日のお巡りさんから連絡があり、「You can go now」とのこと。「陰性ってこと?」「そうだよ~。はい、コレ」とゆるい感じで隔離終了証明書をもらい、晴れて無罪放免

窓越しに夫に手を振り、一足先に釈放

maruco

私はリーズナブルな宿に移動して夫の隔離終了を待つことに。その2日後、夫も無事に抗原検査で陰性となり、隔離を終えることができました。

次のページでは、①隔離期間をどのように乗り越えたかと、②隔離で発生した費用についてお伝えします。

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