2020年は「変化」の1年でした

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こんにちは、marucoです。

2020年も終わりですね。今年は新型コロナウイルスの感染拡大により、誰もが想像もしなかった厳しい1年となりました。先を見通せない不安な日々もありましたが、周りの大切な人たちが今日も元気に過ごせていること、本当にありがたく幸せなことだと感じています。

私にとって、2020年は変化の1年となりました。「海外で働く夫」と「東京で働く私」の別居婚生活に終止符を打ち、仕事を辞めて、生活拠点をベトナムに移しました。新たな生活は、まだ旅人気分が続いていますが、あとで振り返れば「人生のターニングポイント」になるのではないかと思っています。

そんな2020年を振り返ってみたいと思います。

仕事を辞めて、駐妻になることを決意

2020年の年明けは、ベトナムで迎えました。当時単身赴任していた夫を訪ねて、2年で5度目のホーチミン。もともと「任期は2年」と言われていたため、夫訪問の旅はこれで最後かな?と思っていました。しかし状況が変わり、仕事の都合でまだしばらくはベトナムにいることが決定。家族会議で「これからどうしていきたいか?」を話し合う正月となりました。

そして出た結論は、私が仕事を辞めて、ベトナムで一緒に暮らすということ。半年後のベトナム移住を目標に、年明けには上司に退職の意向を伝えました。

仕事を辞めて、駐妻になることを決意。

コロナ影響を大きく受けた4カ月

1月下旬に日本で初めて新型コロナウイルスの感染が確認されましたが、そのときはまだ、これほど長引くとは思ってもいませんでした。2月には徐々に雲行きがあやしくなりはじめ、3月下旬には会社から「原則、在宅勤務とする」とのお達しが。そこから7月末に退職するまでの4カ月間は、良くも悪くもコロナ影響を大きく受けた期間でした。

よかったことは、夫が急遽一時帰国となり、2人で暮らすことができたこと。在宅勤務体制が長く続いたので、一人だったら相当しんどかったと思います。話し相手がいること、一緒に食事ができる相手がいること、家事を分担してくれる相手がいること、本当に心強かったです。

仕事面では、4月に後任が着任し、直接顔を合わせることもないままオンラインでの引継ぎがスタート。しかし、その後も渡航時期の目途が立たず、退職時期を2~3カ月後ろ倒すことに。コロナ禍で働き方が大きく変わりましたが、在宅勤務でも仕事ができると分かったことは、大きな学びだと思います。もはや仕事辞めずにベトナムからでも働けるのでは…?とも思いましたが、これをきっかけに働き方改革が加速していくことを願います。そして、7月末に退職

退職するころにはコロナも少し落ち着き、夫はベトナムへ再渡航していきました。

渡航の目途が立たないまま、引越し準備

ビジネス関連の往来は徐々に再開していましたが、まだ帯同家族の渡航は認められないとのことで、「とりあえず実家に居候させてほしい」と親に連絡。8月末にアパートを解約することを決め、1カ月かけて引越し準備をしました。

2人暮らし用の家具・家電を買い揃えた自宅の引越しは、ちょっと厄介でした。日本に残しておくもの、ベトナムへ持っていくもの、実家生活で使う必要最低限のものに分ける必要があり、少しでも荷物量を減らそうと毎日ひたすら断捨離。メルカリ、ジモティ、買取業者などを使い、引越しの準備を進めました。

【海外引越し】荷物を仕分けるポイント

実家での居候生活中は、バイトと渡航準備

そして、8月末に実家へ。大学進学を機に実家を出た私にとって、十数年ぶりの実家暮らしです。コロナがなければ、また親と暮らすことなんてなかったと思うので、結果的に良い機会になったと思っています。

ただ、居候させてもらえたことには本当に感謝しているものの、1人暮らしに慣れてしまうと、たまに窮屈に感じることもあるのが実家。ずっと家にいると息が詰まってしまうので、知人の紹介でアルバイトをすることにしました。

また、この頃には夫の会社から「帯同家族の渡航もOK」の許可が出て、渡航に向けた準備が少しずつスタート。それと同時に、渡航に向けた情報収集のためのTwitter、備忘録を残すためのブログを始めました。コロナ禍での渡航はイレギュラーだらけで情報が少なく、不安もありましたが、同じ境遇の方々からTwitterでたくさんの情報をいただくことができ、すごく助かりました。

コロナで海外渡航が延期!プレ駐妻って何してるの?

2週間のホテル隔離生活

そして11月下旬、ようやくベトナムへ渡航。PCR検査の陰性証明を片手に、2週間のホテル隔離前提で飛び立ちました。隔離生活は「ホテルの部屋から一歩も出られない」という非日常でしたが、逆に「何もしなくても良い贅沢」を思いっきり楽しもうと決め、さほど大きなストレスもなく過ごすことができました。

ついに渡航!ベトナムでのホテル隔離生活がスタートしました

ホーチミンでの駐在妻生活スタート

12月上旬、いよいよホーチミンでの駐在妻生活がスター。まだ土地勘もないし、お金の桁の多さには慣れないし、買い物ひとつに苦労することもありますが、周りの心温かい方々に支えられながら、楽しく過ごせています。

この年になって、新しいコミュニティに入り込んでいくのって、ちょっと億劫になってしまうのが正直なところ。でも、きっとここでしかない出会い、ここでしかできない経験が、たくさんあるんだろうなと思っています。今のこのチャンスを大切に、いろんなことに挑戦していきたいです。

まとめ

本当に、いろんなことがあった1年でした。会社員を辞め、バイトをして、専業主婦になりました。首都圏を離れ、地方の実家に帰り、海を渡ってベトナムへ来ました。

思い通りにいかないこともありましたが、振り返ってみると、結果として良かったことの方が多かったように感じています。いくつもの制約がある中でも、自分の気持ち次第で、前向きに楽しく生きられるんじゃないかなと思っています。

渡航前に、90歳超えのおばあちゃんに会いにいけなかったことだけが、唯一の心残り。だいぶボケてきちゃったみたいだけど、コロナが落ち着いたら会いに行くから、来年も元気に過ごしてほしいな。

医療現場の皆さんが、日々最前線で奮闘してくださっていることに感謝しながら、2021年も一日一日を大切にしていきたいと思います。国内外を自由に行き来できる日が、一日でも早く戻ってきますように。

皆さま、良い年をお迎えください。

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