<新型コロナ第4波>ベトナム・ホーチミンにおけるコロナ禍の生活

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こんにちは、marucoです。

前回の記事でご紹介した通り、ベトナムは新型コロナ第4波の真っ只中です。その後20日が経過しましたが、私が暮らすホーチミンでは、今もなお感染拡大が続いています。今回は、そんなコロナ禍における日々の生活について綴っていきたいと思います。

前回の記事はこちら

<新型コロナ第4波>ベトナム・ホーチミンにおけるコロナ禍の状況(2021年6月時点)

社会隔離措置で変わったこと

ホーチミンでは5月末から感染が急拡大し、不要不急のサービスはすべて停止、飲食店での店内飲食も全面禁止になりました。しかし、それだけでは封じ込みできず、6月下旬から規制がより一層厳格化されました。タクシーやバス、配車サービス(Grab Car)による旅客輸送は停止され、学校・病院・職場を除く公共の場において3人以上で集合されることが禁止に。そして、食材の購入など必要不可欠な場合にのみ外出することが要請されています。

では、社会隔離措置の適用によって、日々の生活はどのように変わったのでしょうか。私の身の回りにおける主な変化点を3つ挙げてみたいと思います。

夫が在宅勤務になった

まず、夫が在宅勤務になりました。

そのため、夫婦で過ごす時間が増えました。それまで日中は一人で過ごすことが多かったので、誰かといる時間が増えるのは嬉しいことです。仕事の邪魔はできませんが、お昼ごはんを一緒に食べる相手がいて、「コーヒー飲む?」「雨降ってきたね~」などちょっとした会話ができる相手がいるだけで、日々の生活が楽しくなります。

夫が仕事している様子が見られるのも、在宅勤務の面白いところ。普段は見られない一面が見られるのは、貴重な機会ですよね。誰と話すときも落ち着いて丁寧に向き合う様子にこっそり感心しつつ、「頑張ってるし、信頼関係も築けているみたいでよかった!」と一安心しています。笑 

ただ、決して広い家ではないので、私の居場所が限られてしまうのはデメリット。夫はリビングで仕事をしているので、会議中は雑音が入ってしまわないよう生活音に気を遣います。

お手伝いさんがお休みになった

我が家は週2回お手伝いさんに来てもらい、掃除・洗濯・洗い物などの家事をお願いしていますが、社会隔離措置が適用されてからはお休みしてもらっています

お手伝いさんは複数の家庭を掛け持ちしているため、どこかで感染者が出た場合、自分自身も隔離対象になる可能性があります。逆に、私の自宅マンションで感染者が出た場合は、お手伝いさんも隔離対象になってしまいます。そうしたお互いのリスクを考慮し、お休みしてもらうことにしました。

夫婦2人暮らしであれば、洗濯物もさほど多くないですし、ものすごく部屋が散らかるわけでもないですからね。これまで掃除・洗濯はお手伝いさんに頼りっきりでしたが、ステイホームで運動量が少ない分、これくらいはやらないとまずいよなぁ…と重い腰をあげています。

外食できなくなった

一番大きな変化は、すべての飲食店において店内飲食が停止されたことです。レストランも居酒屋もカフェも、テイクアウト・デリバリーのみでの営業となりました。

一人で気ままにカフェ巡りをする楽しみも、友達とワイワイと飲みに行く楽しみも、しばらくお預けです。社会隔離措置は5月末からですが、5月頭から自粛ムードにあったので、5~6月に予定していた飲み会はすべてキャンセルに。この調子だと7月も厳しそうです。

maruco

そもそもタクシーやGrab Carの停止で移動にも制限が掛かってしまったので、おとなしく巣ごもりしています。食材の買い物も、デリバリーで配達してもらうか、徒歩圏内のスーパーで済ませているので、家から出るのは2~3日に30分ほど。ステイホームの徹底ぶりには、我ながら感心してしまうほどです。笑

コロナ禍の生活で気をつけていること

そんなわけで、すっかり巣ごもり生活に慣れてしまった私ですが、コロナ禍の日々の生活で気を付けていることがあります。異国で暮らすからこそ、より一層意識しないといけない部分もあると思っているので、ここで3つ共有したいと思います。

自分の行動に責任をもつ

一つは、自分の行動に責任を持つということ。

ここベトナムでは、コロナに感染するとプライバシーなんてあったもんじゃないです。居住地や勤務先、行動歴が公開されるほか、氏名や電話番号、パスポート番号などの個人情報まで出回っていることもあります。陽性者が出るとマンション全体が封鎖されるため、近隣住民の皆さんに迷惑が掛かります。規制の違反者には罰金や刑事罰が課せられますし、そうでなくとも社会的な制裁を受けることになるでしょう。

そのため、行動に責任が伴います。そもそも外国人として住まわせてもらっているわけですから、その国のルールはしっかり守り、文化や考え方は尊重したいですよね。医療体制に対する不安もないとは言い切れないので、自分のためにも、自分の行動には責任をもちたいものです。

正確な情報を収集する

ベトナムの対応はとにかくスピーディーで、次々と新たな規制が発表される一方で、強制力があるため「知らなかった」では済まされません。また、「昨日決まったことが、明日にはなくなっている」ということもよくあります。

そのため、常に自分で正しい情報を収集しにいく姿勢が大切だと感じています。大使館・領事館からのメールや、日本語で情報発信してくれるニュースサイトもありますし、よりタイムリーに状況を把握するためには、SNSや友人同士の情報交換も有効だと思います。ただし、噂や伝聞情報は決して鵜吞みにせず、一次情報を自分で確認することは忘れずにいたいですね。

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上手に息抜きして心身ともに健康に!

ステイホームが続くと、どうしても精神的に参ってしまう人もいると思いますが、長引く懸念があるからこそ、心身ともに健康でいたいですよね。そのためにも、おいしいもの食べて、いっぱい笑って、健康なカラダでいることが大切だと考えています。

私はもともと家で過ごすことが多かったので、ステイホーム生活への苦痛はあまり大きくない方です。ベトナム入国時の2週間のホテル隔離生活も、わりと楽しく過ごしたタイプの人間です。

ただ、これは私の性格による部分だけではなく、コロナ禍で「なんでもオンラインでできるようになったこと」が大きいと感じています。ホーチミンはデリバリー文化も発達していますし、コロナ禍でオンライン飲み会なども当たり前になり、離れている友達とも気軽に繋がれるようになりました。こうしたものを有効活用して、上手に息抜きしていきたいと思っています。

おうち時間の過ごし方

最後に、私のおうち時間の過ごし方についてご紹介。社会隔離期間も楽しく快適に過ごすために、次の3つのことを生活に取り入れています。

おいしいものを食べる

まずは、おいしいものを食べること。

ホーチミンでのステイホームが快適な最大の理由は、充実したフードデリバリーだと思っています。社会隔離期間中、外食できないのって結構しんどいですよね。その点、ホーチミンにはおいしいデリバリーがあります。これには本当に救われています。

スタ丼
ワンタン&チャーシュー麺
ワインとおつまみ
生チョコ

どのお店もデリバリー対応に慣れてきたようで、選択肢も豊富です。ベトナム料理は安くておいしいし、日本食も気軽に食べれます。スイーツやコーヒー、アルコールなど、なんでもデリバリーできます。「コロナ禍で大変な飲食店を応援したい!」なんて言っていますが、本当は家事をサボりたいのと、おいしいものを食べたいだけなんですけどね。飲食店の皆さんに感謝です。

からだを動かす

ずーっと家にいると、気になるのが運動不足。どうしても座っている時間が長くなり、体も凝り固まってしまいますよね。そこで、なるべく毎日、からだを動かすようにしています。

もとは週に1回ピラティス教室に通っていたのですが、今回の社会隔離を受けて、ありがたいことにオンラインレッスンをしてくれることになったんです。一人だとなかなか続かない性格の私ですが、おうちで気軽に受けられるので、毎日続けることができています。ストレッチをするだけでも気分転換にもなるので、ちょっと疲れたな~というときにおすすめです。

新しいことに挑戦してみる

ステイホームの今だからこそできることって、たくさんあると思うんです。集中して勉強に取り組んだり、いつも以上に料理にこだわってみたり、読書に耽ってみたり、家の断捨離や大掃除をやってみたり。そしてなにより、新しいことをはじめる絶好の機会だと思っています。

私は、自宅で眠っていた(夫の)ギターを引っ張り出してきて、練習をはじめてみました。完全な初心者なので、まずは弦やフレットの番号など基礎からお勉強。そしてコードをいくつか覚えて、初心者向けの簡単な曲に挑戦中です。ただ、指の先がつぶれて痛い…。この調子だと、弾き語りには当分たどり着けそうにありませんが、おうち時間を楽しむにはぴったりです。

【ベトナム隔離生活】暇な時間は何してるの?

maruco

このほかにも、ベトナム語のオンラインレッスンを受けたり、日本の友達とオンラインでお話したり、Netflixでドラマを一気見したりしています。一日でも早く平穏な日々が戻ってくるようにと願いながら、引き続きステイホームで頑張りたいと思います!

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