\Xin chào các bạn!/
こんにちは、marucoです。
皆さんはお正月をどのように過ごしましたか?
我が家では、人生初のおせち作りに挑戦しました。日本と同じようにはいかない部分もありましたが、雰囲気だけでもお正月っぽさを出せたかな?と思っています。
海外でもお正月気分を味わいたい
今年は、夫がベトナムに赴任してから4度目のお正月。※初めは単身赴任で、私は2020年末から帯同しました
実は、夫はベトナムに赴任してから4年間、日本での正月を過ごせずにいました。ベトナムは旧正月が本番ということもあり、正月は長期連休を取りづらいんです。
「次の正月こそは日本に一時帰国できたらいいね」と話していたものの、結局はコロナや仕事の関係で断念。そこで、少しでもお正月気分を味わえればと思い、人生初のおせち作りに挑戦してみることにしました。
2021年の正月の思い出はこちら
なに作る?おせちの献立はこちら
海外なので、手に入る食材には限りがありますが、「雰囲気だけでも日本の正月気分を味わえればOK」と気楽に考え、手に入る食材で、作れるものだけ作ることに。
実際の献立はこちらです ↓
- 紅白なます
- 黒豆
- 田作り
- 手綱こんにゃくの煮物
- 酢れんこん
栗きんとん芋きんとん- かまぼこ(切っただけ)
- いくら(出しただけ)
- 煮豚
- お雑煮
私の好きなおせち料理トップ3は「だて巻き」「数の子」「栗きんとん」なのですが、材料調達の問題や、私の技量不足で作れず…。栗きんとんの代役として「芋きんとん」に仲間入りしてもらいました。
いざ食材調達へ!
普段は決まった食材しか買わないので、「○○ってベトナムにあるのかな…」「○○はある気がするけど、どこで買えるんだろう…」というものばかり。
友達に教えてもらったり、スーパーをいくつも回ったりして、なんとか食材を揃えることができました。写真は一部です。
ローカルスーパーで買えたもの
まず、紅白なます用の大根や人参、芋きんとん用のさつまいもは簡単。いつものスーパーでGET。
レンコンは…買ったことないぞ。いや、でも、ベトナムは蓮の国だから、ないはずがない。と思い探してみると、いつも見過ごしていただけで、ちゃんとVinmartにありました。ベトナム語で「Củ Sen」。カット済もあって便利!
田作りには、クルミも入れたい派。クルミは、韓国系スーパー・K-Marketで見つけました。Vinmartやローカル市場にもあると思います。クルミは、ベトナム語で「Óc Chó」、殻なしだと「Nhân Óc Chó」かな。
黒豆もVinmartにありました。ベトナム語で「Đậu Đen」です。ただ、やけに小さいサイズなので、品種が違うのか、煮たら大きくなるのか…果たして!?
日本食材屋などで調達したもの
かまぼことこんにゃく、田作り用の煮干し(カタクチイワシ)は、日本食材屋さん「アクルヒスーパー」で発見。通常の田作りの煮干しと比べると、少し大きめでした。
いくらは、水産食材の「SHIZEN FOOD」で購入。大粒いくらの醤油漬け、50gで19万ドン(約950円)です。
お餅はベトナムで買うと高いので、あらかじめ日本から調達。割高ですが、ホーチミンのファミマにも売っていました。
買えなかったもの
栗きんとんを作りたかったのですが、さすがに栗の甘露煮はなさそう。道端で焼き栗売っているおじさんには、たまに会うんですが…。生栗すら見つけられませんでした。ローカル市場に行けばあったのかも。
あと、栗きんとん(芋きんとん)を色鮮やかな黄色にするには、クチナシの実を入れるそうなんですが、これも買えず。
そして、数の子。日本食材屋さん「晴レ屋」で取り扱いがあったそうなのですが、残念ながら間に合わず。いつもお世話になっている方から、日本土産として「カズチー」をいただいたので、それで満足しちゃいました。(話逸れますが、カズチーって知ってますか?数の子✕チーズのおつまみ。めちゃうまなので、ぜひ一度食べてみてほしい…!!!)
参考にしたレシピ
紅白なます
材料を簡単に手に入れることができ、食卓をパッと華やかにしてくれる紅白なますは、おせち料理に欠かせない一品です。
今回はこちらのレシピを参考に。レシピの “柚子の器” は作りませんでしたが、日本から仕入れた「きざみゆず」を乗せて、香りを楽しみました。
参考レシピ
➔ 柚子入り 紅白なます(Kurashiru)
■旬の香りきざみゆず3.5g【国産ゆず/フリーズドライユズ/フリーズドライ柚子/フリーズドライゆず/乾燥柚子/エスビー/楽天/通販】【05P09Jul16】 価格:237円 |
黒豆
黒豆は…あれ、イメージと違う(笑)
水で戻すと大きくなるかな?と思っていましたが、たいして大きくならず。釘と一緒に煮る手間も省いた結果、小豆みたいになりました。笑
豆の品種の違いだと思いますが、ベトナムにも大粒の黒豆あるのかな~?
レシピは、基本を丁寧に教えてくれる「白ごはん.com」を参考に。黒豆にしわを寄せないポイントは、空気に触れさせないことだそう。キッチンペーパーで落とし蓋をして、さらに鍋の蓋をします。
参考レシピ
➔ 黒豆の煮方(白ごはん.com)
田作り
実はうち、義実家が農家なんです。海外暮らしで、なかなか農作業のお手伝いに行けず申し訳ないのですが、五穀豊穣を祈願して作りました。
…じゃなくて、農家の息子・夫が作ってくれました♪甘辛い味付けとクルミの香ばしさが、おいしかったです!
参考レシピ
➔ クルミ入り田作り(Kurashiru)
ピリ辛手綱こんにゃく
地味な見た目になりがちなこんにゃくも、ひと手間加えるだけで、華やかに。子どもの頃、母の手伝いで「くるん」とするのが好きでした。
今回は、唐辛子を入れてピリ辛の煮物に!
参考レシピ
➔ 手綱こんにゃく(白ごはん.com)
酢れんこん
れんこんもひと手間加えて花形に。といっても、よく見ると雑な作業がバレてしまうのですが…(はい、O型です!笑)
今までれんこん料理を作る機会がほとんどなかったのですが、歯ごたえがシャキッとしていておいしいですね。レシピも簡単なので、リピート決定!
参考レシピ
➔ 酢れんこん(DELISH KITCHEN)
芋きんとん
栗が買えなかったので、代わりに芋きんとん!クチナシの実も買えませんでしたが、ありのままの色で。裏ごしもせず、一番ラクチンなレシピを参考にしました。
最後は茶巾絞りにすれば、可愛らしくなりました。(布巾の代わりにラップでOK!)
参考レシピ
➔ さつまいも芋きんとん(Kurashiru)
煮豚
塊肉を買えたので、煮豚も。レシピはこちらを参考にしましたが、圧力鍋はないので煮るのは愛用のSTAUBで。出来栄えは、ちょっと固かったかな…^^;
参考レシピ
➔ 本格チャーシュー(cookpad)
お雑煮
お雑煮は、夫が義母のレシピで作ってくれました!
ちょっと珍しいのですが、醤油ベースに、具材は牛肉と小松菜。仕上げに、たっぷりのかつお節をかけていただきます。
参考レシピ ➔ おふくろの味♪
重箱はないけど…完成!
そして、無事に完成…!
ただ、お重なんてあるはずもなく。ネットで「お節 お重ない」と調べてみると、皆さん工夫しながら、上手に盛り合わせてるんですね。「ワンプレートお節」というのを参考にして、一人一人に盛り付ける形にしました。
お皿はベトナムで購入した陶器です。和食にも合いますね。
まとめ
そんなわけで、まだまだ初心者ですが、無事にお節づくりデビューを果たしました。
年明け、SNSを見ていると、多くの海外在住の方がおせち料理を作っていることにびっくり。ホーチミンはまだ日本食材が手に入りやすい方ですが、国や地域によっては醤油やみりんも入手できなかったり、高くて手が届かないことがあると思います。そんな中でも皆さん工夫を凝らして素敵な食卓にしていて、見ていてワクワクしました♪
来年はもう少しレベルアップできるかな?いや、やっぱり来年は日本でのんびり過ごしたいな~!笑
決して自慢できるほどのクオリティではありませんが、記録として残させてください。