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こんにちは、marucoです。
今年のお正月はベトナム南中部の海沿いの町 Quy Nhon(クイニョン)に行ってきました。「綺麗な海」と「のどかな田園風景」が広がり、近年はリゾート開発も進んでいる町です。
今回の記事では、年越しクイニョン旅行について振り返りたいと思います。少し長くなるので、【前編】旅行全体の振り返り&町の様子、【後編】宿泊ホテル「FLCラグジュアリーホテル」についての2回に分けて書きます。ぜひ、後編までお付き合いください!
年末年始はどこに行く?
中国と同じように「旧正月」をお祝いをするベトナム。最近は新暦の正月をお祝いする人も増えているようですが、祝日は1月1日だけで、あとはカレンダー通りに働いているベトナム人も。
\今年は元日が金曜日だったので3連休でした。/
とは言え、日本は稼働していないので、日本人は有給休暇を使って連休にすることが多いようです。夫も5連休を取ってくれて、旅行に行くことにしました!
クイニョンに行ってみたい!前に友達が行ってて、良さそうだった!
いいね!賛成!!!
ということで、初めてのクイニョン行きが決定!
私の渡航&隔離で計画を立てるのが遅くなってしまい、旅行の20日前に慌てて行先を決めた我が家でしたが、飛行機もホテルも無事に取ることができました。よかった~。
- 日程 2020年12月30日~2021年1月2日(3泊4日)
- 目的地 Quy Nhon(クイニョン)
- 宿泊先 FLC Luxury Hotel Quy Nhon
- 交通手段 飛行機(SGN-UIH)
- 主目的 夫婦でのんびり過ごす!
旅の目的地・クイニョンってどこ?
クイニョンは、ベトナム南中部の海岸沿いの町。ダナンとニャチャンの間に位置しています。
空港があるので、ホーチミンやハノイから飛行機で行くことができます。ホーチミンからは、飛行機で1時間15分でした。
年末年始にもかかわらず、サーチャージ込みで往復150万ドン(約7000円)とリーズナブル。お得に国内旅行ができるのは、ベトナムの嬉しいところですね。
クイニョンの空港名は、フーカット空港。ベトナム語ではCảng Hàng Không Phù Cátと言います。
あ~楽しみだな~!ホテルでのんびりしつつ、おいしいものを食べたいな~。海を見ながら、ビール片手に読書したいな~。
リゾート開発はまだ始まったばかり
そして迎えた年末年始休暇、いざクイニョンへ!
はじめに「近年はリゾート開発が進んでいる」と書きましたが、実際に訪れてみると「きっとまだ開発し始めたばかりで、これからますます開発が進んでいくんだろうな~」という印象を持ちました。今回宿泊した「FLCラグジュアリーホテル」はクイニョン最大級のリゾートホテルですが、開業は2016年夏とのことで、まだ5年も経っていません。
空港からホテルまでタクシーで40分ほど移動しましたが、空港前の道路はまだ整備中で、まさに工事の真っ只中のデコボコ道。
その後は舗装された道に出たものの、のどかな田園風景が続いたあと、砂漠のような更地がありました。あとでGoogleマップの航空写真で見てみると、このエリアだけのようなので、開発のために切り開かれた土地だったのかもしれません。
いざクイニョンへ!すると現地は…
そして、無事にホテルに到着!
しかし…
残念ながら、今回の旅行中ずっと大荒れの天気でした。風がとにかく強くて、海は波が大きく、ビーチには常に「遊泳不可」の赤旗が。どれくらい強風かと言うと、部屋のバルコニーに出ただけで、髪の毛が逆立ちするレベルです(笑) プールに入るのも寒いよなぁ…という感じでした。
外を歩くと、強風で砂浜・砂漠から砂が飛んできて痛いんです。季節要因もあると思いますが、道中に風車をたくさん見かけたので、もともと風が強いエリアなんだろうなぁ~。こりゃ外出するのもひと苦労だ~
ということで、基本的にはホテル内で過ごすことに。
急いで旅先を決めたこと、日本語の情報が少なかったこともありますが、年末年始はクイニョンのベストシーズンではなかったようです。後日、改めて海外サイトなどで調べてみました。
クイニョンでは9月~2月は雨季にあたり、急な大雨や高波など、天候が安定しないこともしばしばとのこと。蒸し暑い気候が苦手な方には良いかもしれませんが、ビーチやマリンアクティビティを楽しみたい方は乾季に行くのが良さそうです。ただし、夏休みシーズンは観光客でごった返しとの情報もあったので、雨季明けすぐの3月~5月あたりがベストシーズンかな!(個人の見解です)
ホテル近くの海辺の町を散策
「基本的にホテルで過ごす」とは言っても、3泊4日ずっとホテルにいるのはもったいないので、2日目はホテルの外へ。
風が少し弱まったタイミングを見計らって、近くの海辺の町まで歩いてみました。ホテルがあるのは Nhơn Lý(ニョンリー)村 と呼ばれる地域で、北東部にこの地域で(おそらく)唯一の小さな町があります。ホテルからクイニョンの中心地までは車で30分くらいかかるので、ホテルレストランの食事に飽きたら、まずはこのエリアに行ってみると良いかも。とは言え、歩くと結構な距離なので、タクシーを利用されることをオススメします。
\行きは歩きましたが、帰りは疲れてヒッチハイクしちゃった。笑/
漁業が盛んな町
海辺に並んでいる一寸法師のお椀のようなものは、漁業に使われる船。このときは荒天ですべて引き揚げられていましたが、天候が良ければ、早朝の海にはこの漁船がたくさん出ているそうです。
地中海を思わせる建物も
ぐねぐねとした狭い道を散策していると、地中海エリアを思わせるような、お洒落な建物もチラホラ。ただ、潮風の影響が大きいのか、コロナで観光客が減っているからなのか、メンテナンスが必要だと感じるところも多くありました。もっと綺麗にしてゲストハウスやレストランを作り、上手に観光PRすれば、人がたくさん集まるだろうな~。
海鮮レストランでランチ
そして昼食は、こちらの蟹の看板が目印の海鮮レストラン「Nhà hàng Hải sản LENG KENG 2」で頂くことに。このエリアでは、かなり大きな規模のお店です。駐車場も広かったので、行楽シーズンには観光バスで訪れる団体客も多いのかと。
店内には水槽が並んでいます。メニュー表もありましたが、水槽から海鮮を選んで注文することもできると思います。
注文したのがこちら。左手前は貝にネギ油とニンニクを乗せて焼いたもの。これがうまいんだなぁ~。イカやオクラ、シーフードチャーハーンもおいしかったです。
観光スポットの岩場「Eo Gio」
レストランの向かい側に、何やら観光スポットの入口のようなものが。石碑に「FLC GROUP」と書かれていたので、このエリア全体の開発はFLCグループが担っているようですね。
営業時間は5:00から18:30まで。大人ひとり25,000ドン(約120円)です。
入ると、海沿いの岩場を歩くコースが整備されていました。何度も言いますが、とにかく風が強かったので、またもや髪の毛が逆立ち(笑) 波が岩場に打ちつけられていて、冬の日本海のようでした。フォトスポットになっているようで、観光客は皆、写真撮影に一生懸命でした。
クイニョン市内の中心地へ
3日目の夜は、ちょっと遠出して、クイニョンの街の中心地へ。ホテルからタクシーで30分ほど、運賃は25万ドン前後(約1200円)です。
\時間によっては市街地へのシャトルバスもあるらしい/
夕飯はカニづくし!
この日は2021年元日。おせちは食べられなかったので、なんとなくおめでたい感じがする(!?)、蟹を食べに行くことに。訪れたのは、こちらのお店「Gạch Restaurant」です。2階には団体客が、1階にはお誕生日会をするグループもいて、現地の人たちで賑わっていました。
入口にはカラフルな傘が並び、なんとなくお洒落?
注文したのはこちら。写真の右側はイカの炒め物、左手前は蟹サラダ、奥は甘いタレで丸ごと焼いた蟹です。
蟹をアップで再び。\じゃじゃん…!/
セットでついてきた揚げパン(写真右側)もおいしかったです。
さらに、お鍋も頼んじゃいました。手前に見えるのが蟹、そして写真では見えませんが、ぷりっぷりの大きい海老も入っていました。
市街地にはお洒落なカフェも
食後は、街の雰囲気を楽しみながらお散歩。ホテル周辺とは全く雰囲気が異なりました。お洒落なカフェも多く、広場には若者集まったりしていて賑やかでした。
常連さんばかりの隠れ家バー
歩いて向かった先は、カクテルバー「Eureka The Cocktail Bar」です。Googleマップでたまたま見つけたのですが、なんとレビューが50件ついていて、満点の5つ星評価。どうしても気になって、行ってみることに。
ホテルと同じ建物内にあり、フロント横の黒いドアを開けると、バーがあります。隠れ家のような雰囲気で素敵でした。
21時ごろにはほぼ満席で、常連さんが多かった印象です。バーテンダーに相談すると、好みに合わせてオススメのカクテルを作ってくれました。
まとめ
そんなわけで、今回は荒天により「海辺でごろごろ」は叶いませんでしたが、おいしい海鮮を食べ、おいしいお酒を飲み、それなりにクイニョンの町を満喫できたと思っています。でも、また天気の良いときに、綺麗な海を見に来たいな!
ちなみにお正月らしいことは、特に何もありませんでした。ベトナムでは旧正月が本番なので、こんなもんかな? ホーチミンでは毎年盛大に花火があがりますが、都会ならではなのだと思います。
つづく後編では、滞在先の「FLCラグジュアリーホテル」についてご紹介しています。よろしければ、あわせてご覧ください!
お正月どうする~?行ったことないところに行きたいね!