ベトナムと言えば、フォーとアオザイ?というイメージを持っている人が多いと思いますが、それって “日本と言えば寿司と着物” と言っているようなものなんじゃないかな~、なんて思っています。決して間違いではないけれど、日本人はいつも着物で寿司を食べているわけではないし、ほかにも素敵なものがたくさんありますよね。
ベトナムは、日本のように南北に細長い地形をしていて、地域ごとに気候や食文化など、さまざまな違いが見られます。日本全国各地にさまざまな特色を持った観光地があるように、ベトナムにも魅力的な観光スポットがたくさんあるんです。
それを皆さんに知っていただきたくて、今回は私がこれまで訪れたベトナムの都市を、まとめてご紹介したいと思います! \じゃじゃーん!/
単身赴任中、夫に会いにベトナムへ。
夫の単身赴任中、私は日本で仕事を続けていましたが、GWや年末年始などの長期休暇になると夫に会いにベトナムへ遊びに行きました。元々は私が帯同する予定はなかったので、
と考えた旅好きの私は、2年間で5回ベトナムに行きました。そして、夫の住んでいるホーチミンを拠点にしつつ、北から南まで色んなところを旅して回りました。
私が旅したベトナム国内10都市
そんな単身赴任中のベトナム旅行で訪れたのは、次の10都市。
- ハノイ
- ハロン湾
- サパ
- ニンビン
- ダナン
- ホイアン
- ホーチミン
- ダラット
- ムイネー
- フーコック島
コロナでなかなか海外旅行に行けない状況ですが、現地で撮影してきた写真とともにご紹介するので、旅行気分に浸りながらご覧ください♪そして、コロナ後の旅先候補の一つに、ぜひベトナムを入れてもらえればと思います。
東洋のパリ「ホーチミン」
東洋のパリと呼ばれるベトナム最大の商業都市。サイゴン大教会や、中央郵便局、ホーチミン人民委員会庁舎、オペラハウスなど、フランス統治時代のコロニアル建築が見どころの一つです。おしゃれなカフェもたくさんあり、東南アジアにいながらヨーロッパの雰囲気を味わうことができます。
政治の中心「ハノイ」
政治の中心を担う首都ハノイ。ベトナムの麺類と言えば「フォー」が有名ですが、ハノイ名物のつけ麺「ブンチャー」も外せません。オバマさんも訪れたという有名店「Huong Lien」で頂いたところ、私もすっかりハマってしまいました。夜は活気溢れるターヒエン通りがオススメ。路上には椅子がぎっしりと並び、ビールを飲む人たちで賑わっています。
龍が舞い降りた地「ハロン湾」
世界遺産にも登録されているハロン湾。ハノイから片道3時間程度なので日帰りツアーが多いですが、ハロン湾の魅力は1泊してこそ分かります。日中は観光船でごった返していますが、夕方を過ぎると辺りは一気に静かになり、都会の喧騒から離れてのんびり非日常を味わえます。夕焼けや朝日に染まった景色は幻想的で、心が洗われました。
陸のハロン湾「ニンビン」
ハノイから車で1時間半ほどにのニンビンは、地形が似ていることから「陸のハロン湾」と言われています。日本ではあまり知名度が高くありませんが、2014年に世界遺産に認定されたチャンアン名勝遺跡群があり、壮大な自然と歴史的遺跡と楽しめます。私が参加したハノイからの日帰りツアーでは、古都ホアルーの歴史的建造物を見学した後、タムコック渓谷でボートクルーズに乗り、最後は田園風景の中をサイクリング!
棚田が美しい「サパ」
ベトナム北西部のサパには少数民族が暮らす村々があり、棚田が広がる田園風景を楽しめます。山間に囲まれた豊かな自然の中を、現地ガイドと一緒にトレッキングするツアーが多く、私は少数民族の村でホームステイができる一泊二日のツアーに参加しました。代々受け継がれてきた民族衣装は、その刺繍・デザインが民族によって異なるので、注目したいポイントです!
ビーチリゾートで有名「ダナン」
ベトナム中部のリゾート地ダナンは、なんと日本からの直行便も…!高級リゾートホテルがたくさんあるので、新婚旅行の行先としても人気です♪ダナン郊外のテーマパーク「バーナーヒルズ」は、中世フランスの街並みを再現して作られたそうで、2018年にできた新スポット「ゴールデンブリッジ」で注目を集めています!
ランタンの街「ホイアン」
街全体が世界遺産に登録されている古都ホイアンは、ダナンから車で1時間ほど。その風情ある街並みは、歩いているだけで楽しめます!毎月満月の日には、町全体の明かりを消してランタンだけでライトアップする「ランタン祭り」が開催され、その幻想的な夜景を見に、たくさんの観光客が訪れます。
海に沈む夕日が綺麗な「フーコック島」
カンボジアとの国境近くに浮かぶフーコック島へは、ホーチミンから飛行機で1時間ほど。ビーチのほとんどが東海岸にあるベトナムにおいて唯一海に沈む夕日が見られる島です。近年は開発が進みつつありますが、ベトナム最後の楽園と言われているだけあって、まだ日本人観光客は少ないように感じました。ナイトマーケットでは、安くておいしい海鮮を楽しめます!
小さな港町「ムイネー」
ホーチミンから電車で4時間、運賃はなんと950円。日本人にはあまり馴染みのないスポットですが、ビーチでリゾート気分を味わったり、砂丘をジープで駆けまわったり、妖精の渓流と呼ばれる小川をお散歩したりと、自然を感じながら楽しむことができます。元は漁業の盛んな小さな港町だったので、言うまでもなく海鮮も美味。安く楽しむことができて、大満足でした!
ベトナムの軽井沢「ダラット」
ベトナム中部に位置するダラットは、高原に位置するため避暑地としても人気。「ベトナムの軽井沢」と呼ばれ、新婚旅行で来るベトナム人も多いのだとか。ワインの産地としても有名で、昼はワイン工場に見学に行き、夜はお洒落なバーでダラットワインを頂きました。ダラット駅にはかつて使われていた蒸気機関車があり、撮影スポットになっています。
まとめ ~ベトナムには見どころいっぱい!~
いかがでしたか?
世界遺産のハロン湾や、開発が進むリゾート地ダナンなど、日本での知名度が上がってきたところもありますが、まだあまり知られていない魅力的なスポットもたくさんあります。「ベトナムには見どころがたくさんあるんだな~!」と知っていただけたら嬉しいです。
今回は色んな都市をまとめてご紹介しましたが、それぞれの旅の思い出やオススメスポットなどは、また改めて詳しくご紹介できたらと思っています。お楽しみに…!
せっかくの機会だから、夫がベトナムに駐在しているうちに、ベトナムの色んなところ行きたいな~!