\Xin chào các bạn!/
こんにちは、隔離生活中のmarucoです。
前回の記事でご報告した通り、ついにベトナムへの入国を果たしました。コロナ禍でさまざまな制限がある中での渡航となりましたが、無事にここまで来ることができてホッとしています。
そこで、これから2回に分けて、渡航直前からベトナム入国までの流れを振り返りたいと思います! 今回は前編として<日本を出国するまでの流れ>についてご紹介していきます。
渡航前のPCR検査
入国許可が下り、ビザを取得したら、渡航まであと少し。渡航前にPCR検査を受け、陰性証明書を発行してもらう必要があります。
ベトナム政府当局は、入国者に対し、PCR検査等(RT-PCR又はRT-LAMP法)を受け、入国3日から5日前までに「発行」されたPCR検査等の陰性証明書を取得することを義務付けています。
在ベトナム日本大使館ホームページ「ベトナムへの入国を希望する皆さまへ」
ベトナム政府に認められた対象病院で、決まった方式の検査を受け、決まったフォーマットで陰性証明書を発行してもらう必要があるなど、細かな条件があるので予約前にしっかり確認しておくことをオススメします。間違いやすいのは、「3~5日前にPCR検査を受ける」のではなく、「3~5日前に陰性証明書を発行してもらう」ということ。検査費用は病院によってさまざまで、1万円台から5万円近くまであるとの情報もありました。
私は自宅近隣に対象病院がなかったので、少し早めに東京入りして、東京の病院でPCR検査を受けることに。そのため、検査当日に結果が出る病院(亀田京橋クリニック)を選びました。朝8:30に検査を受け、夕方16:00~17:00に検査結果を取りに行きます。お値段は、検査費用+陰性証明書発行費用合わせて4万700円でした。
インフルエンザの検査のように、細長い綿棒のようなもので鼻をぐりぐりされます…。片方ずつ、両方の鼻に入れられました。ぶっちゃけ痛いです。意図せずして涙がこぼれ、朝一なのにアイメイクががっつり崩れました…
入国前24時間以内の医療申告
入国前24時間以内にオンラインで医療申告を行います。日本語表示に変更できますが、マニュアルもご確認ください。特に気をつけた方がいいなと思った点は2つです。
- 出国日の前日に医療申告する場合、「出国日」の欄には、「医療申告日=出国の前日」を入力すること。
- 登録完了後に表示されるQRコードは、入国時の手続きに必要となるので、スクリーンショットを取っておくこと。
ちなみに私、今更ながら気が付いたのですが、「入国前24時間以内」を「出国前24時間以内」と勘違いしていました。無事に通過できたので結果オーライですが…ご注意くださいませ。
当日は少し早めに空港へ
そして当日。まだ定期商用便は運航されていないので、「特別便」と呼ばれる臨時チャーター便での渡航となります。特別便だからと言って、通常のフライトと何か違う手続きがあるわけではないので、出発の2時間前に空港に到着すれば大丈夫だと思います。
ただ、私は少し早め(フライトの4時間前)に空港に行きました。というのも、友達がお見送りに来てくれるとのことで、空港でランチをすることになったので♪ また、今回は通常の旅行時と比べて荷物が多く、宅配サービスで事前に空港に送った荷物を受け取ったり、荷物の整理をしたりする時間を確保しておきたいというのもありました。
日本はちょうど3連休の中日で、ニュースでは「羽田空港が大混雑!」なんて言っていましたが、言うまでもなく国際線ターミナルはがら空き。幸い、飲食店は少ないながらも数軒あいていたので良かったです。\お友達と美味しいお寿司を食べました~!/
ホーチミン以外の行き先は、マニラ、ロサンゼルス、デトロイトくらいで、そのほかはすべて欠航でした。
チェックイン&手荷物預け入れ
そして出発の2時間前、友達とお別れしてチェックインカウンターへ。
本数は少ないですが、ホーチミン行き特別便はそれなりの人数が乗るようで、カウンターには列ができていました。私は事前にオンラインチェックインを済ませていましたが、手荷物は預けないといけないので、列に並びます。ANAの国際線エコノミークラスの無料受託手荷物は23kg×2個までですが、なんとかギリギリおさめることができ、超過料金なしで荷物を預けることができました。
チェックイン時には、「医療申告はお済みですか?」と確認してくださり、そのほかは平常時と特に変わらない手続きでした。ベトナム到着後に入国審査で必要な書類を、ここで確認されることもあるようです。
手荷物検査&出国審査はスムーズに
手荷物検査と出国審査は、人が少ないのでとってもスムーズでした。チェックインカウンターに並んでから、出国手続きを終えるまで、30分程度だったと思います。
なお、出国審査はすべて自動化ゲートに切り替わっていました。自動化ゲートは、機械にパスポートをかざし、マスクを外して顔認証するのみ。基本的にパスポートに出国スタンプは押されませんが、希望者はゲートの先でスタンプをもらうことができます。出張や観光目的ではなく、私のように海外に引越しする人(海外赴任・駐在帯同・現地採用など)は、念のため出国スタンプをもらっておくことをオススメします。というのも、今後の公的手続きで「日本を出国した日」を証明する必要が出てくる可能性があるからです。たとえば、失業手当の受給期間延長申請では、出国スタンプのページのコピーが必要書類になっています。
出国手続き後はラウンジで一息
さて、無事に出国手続きは完了。
出国審査後の免税店・飲食店はほぼ空いていませんが、入ってすぐの大きなDuty Free Shopはあいていました。タバコやお酒、化粧品、ヨックモックなどのお菓子は売っているので、買い忘れがあれば、買い足せますね。私はもう荷物を増やしたくなかったのでスルーしました。
そして、搭乗予定時刻まで40分以上あったので、ラウンジで一息つくことに。ラウンジがあいているか心配でしたが、EPOSゴールドカードで入れる「SKY LOUNGE」は規模を縮小してやっていました。搭乗口付近はベトナム行きの人で混みあっているし、飲食店はほとんど営業していないので、助かりました~。
予定時刻通りに搭乗&離陸
ついに出発です。混雑もないので遅れることなく、予定通りの時刻に搭乗・離陸しました。
\ありがとう東京、また会おうニッポン…!!!/
機内では、通常の機内安全ビデオのほか、新型コロナ感染対策についてのビデオも流れました。それによると、飛行機の機内は3分に1回すべての空気が入れ替わるので、感染拡大しにくい環境だそうです。ベルト着用サインが消えるとすぐに、アルコールのウェットティッシュと、使用済みのウェットティッシュを入れるビニール袋が配られました。徹底していますね。
マスクがちょっと窮屈だなぁ~というのはありましたが、はじめに出る軽食と一緒にビールを頂き、夕飯も食べ、映画を2本見て、空の時間を楽しみました。
以上、コロナ禍にベトナム入国する際の、渡航直前の流れを振り返りました。後編として、次の記事では<ベトナム到着後の手続き>についてご紹介します。併せてご覧ください!
今回の記事は2020年11月時点の情報を、私の経験をもとに書いています。世の中の新型コロナ感染状況は日々変化しており、ベトナムの水際対策にも動きがあることが予想されますので、入国手続きの最新情報は、在ベトナム日本大使館のホームページ「ベトナムへの入国を希望する皆さまへ」をご確認ください。特別便の運航スケジュールや、PCR検査を受けられる病院リストなども、リンクが貼られています。個人的には以下リンク先の資料がすごく参考になりました。