はじめまして、marucoです。
今回は、会社員だった私が夫の海外赴任に帯同して、駐在妻になることを決意した経緯について、お話させてください。
夫の海外赴任が決まる
結婚して2年が経った頃、夫の海外駐在が決まりました。赴任先はベトナム・ホーチミン、任期は2年とのこと。かねてから希望していた海外赴任だったので、もちろん彼の新たな門出を応援したい気持ちもありましたが、「ついに来たか…」というちょっぴり複雑な気持ちも入り交じっていました。
今回夫が赴任することになったのは、南部のホーチミンです!
帯同か?単身赴任か?
私は当時、都内で会社員をしていました。そして実は、夫の海外転勤の辞令と同タイミングで、私も異動の辞令をもらいました。勤務地は変わらず東京で、管理部門から営業部門への異動です。
仕事を辞めて夫の海外赴任に帯同するか、仕事を続けるため単身赴任してもらうか、迷いました。私は大学時代から留学や海外旅行などで色んな国を訪れてきたので、海外生活は大歓迎。なんなら、海外赴任に付いていって「駐妻」をできるだなんて、昔からの憧れでした(笑)
が、そう簡単に決められることでもありません。
私が働いていた会社では「配偶者の転勤に伴う休職」は認められていなかったので、帯同するには退職するほかありません。仕事を辞めるということは、これまで築いてきたキャリアを中断するということ。しかし当時の私はまだ、仕事を辞めるには、自分に自信がなさすぎたんです。帯同するとしても、帰国後は再就職するつもりだったので、その時のことを考えると、自分がやってきた仕事にある程度自信が持てるくらいには、経験を積んでおきたいと考えました。
せっかく営業部門で頑張るチャンスをもらえたんだから、もう少し仕事を頑張ってみよう
任期は2年と言われていたこともあり、「たった2年のために退職してしまうのは、自分自身のキャリアアップの観点でも、家庭の経済的な観点でも、もったいないなぁ(だって、共働きって最強でしょ?)」と考え、夫には単身赴任してもらい、私は仕事を続けることを決めました。もちろん、夫と話し合っての決断でしたが、夫は私の気持ちを尊重してくれました。
- 海外赴任の任期が「2年間」と比較的短かったこと
- もう少しキャリアを積んで、自分に自信をつけておきたかったこと
- 経済的に「共働きって最強!!!」と考えたこと
単身赴任で別居婚生活スタート
大学時代から一人暮らしの期間が長かったものの、2年間一緒に過ごした相手がいなくなるのは、正直すごく寂しかったです。私もちょうど部署異動したところだったので、仕事もプライベートも環境に大きな変化があり、ものすごく不安でした。
あ~あ。やっぱり私も一緒に行けばよかったのかなぁ~。
なんて思ったりもして。海の向こうにいる夫に八つ当たりしたりもしました。(ごめんなさい)
でも、人って案外すぐに慣れてしまうものです(笑) 新しい仕事を覚えることに必死になっているうちに、どんどん日々は過ぎていきました。
夫は日本出張を兼ねて、2か月に1回程度は一時帰国することができました。また、ゴールデンウィークや夏季休暇、年末年始などの長期休暇には私がベトナムへ遊びにいきました。普段一緒に過ごさない分、新婚気分で毎回楽しく過ごすことができたような気がします。
仕事を辞めて帯同することを決意
私が帯同を決めたのは、夫の駐在期間が当初の予定より長引くことになったからです。あと1年か、3年か、はたまた5年になるのかは分からないとのこと。もともと「2年程度であれば…」と単身赴任してもらうことを決めたので、これを機に夫婦で一緒に生活することを決めました。
別居婚生活で経済的にも少し余裕ができ、私自身も営業部門で2年ほど経験を積んだことで、前よりほんの少しだけ自信が持てるようになったというのも、退職を決めた理由です。
今年の正月に夫の任期延長が決まり、年明けには上司に退職の意向を伝えました。
夫の海外赴任についていくことにしました。5月末を目途に退職させてください。
ところがどっこい。まさかの新型コロナウイルスの感染拡大により予定が狂い、本来であればすでにベトナムにいるはずだった今(2020年9月現在)も日本にいます。
結局退職時期は少し後ろ倒しさせてもらい、7月末に退職しました。今は会社員でも専業主婦でもなく、ただの無職?実家に帰ってきたから家事手伝いとでも呼ぼうかしら?いや、プレ駐妻とでも言えばオシャレかな?笑
そんな日本待機中のプレ駐妻生活については、こちらの記事をご覧ください。
あ~はやくベトナム行けるといいな~!!できれば冬が来る前に!!!
ベトナムの主要都市といえば、北部のハノイと、南部のホーチミン。
政治の中心を担っているのが首都ハノイ、経済の中心となっているのが国内最大の都市ホーチミンです。
日本のように南北に細長い国なので、北と南で気候や食文化、方言などに違いがみられます。