近場で贅沢!憧れの東京ステーションホテルに泊まってみた

\Xin chào các bạn!/
こんにちは、プレ駐妻のmarucoです。

今回は私が8月末に泊まった「東京ステーションホテル」についてご紹介します!

大学を卒業した23歳の春に上京し、10年弱過ごした東京。ベトナム渡航まではしばらく実家に帰ってきていますが、会社員生活にひと区切りついた東京生活最後の日、これまで頑張ってきた自分にご褒美を!ということで、ちょっぴり贅沢して、普段はなかなか泊まれない高級ホテルに泊まることに。

まだ東京はGo Toトラベルの対象外だったので、奮発して正規料金で泊まりましたが、今は「Go Toトラベル」や「もっとTokyo」がはじまり、もう少し手が届きやすい値段になってると思います。海外旅行に行けなくてうずうずしている方も、近場で贅沢な時間を過ごしてみるのはいかがですか?

100年前の姿を復原した東京ステーションホテル

東京ステーションホテル ― その名の通り、東京駅にあるホテルです。あの赤いレンガとドーム型の駅舎は有名ですが、「あそこホテルだったんだ!」と思った方もいるかもしれません。

東京ステーションホテルが誕生したのは、東京駅開業から1年後の1915年(大正4年)のこと。2003年には、東京駅丸の内駅舎は国の重要文化財に指定されています。太平洋戦争で3階部分が焼損したそうですが、2012年に100年前の創建当時の姿を復原し、今の東京ステーションホテルがあります。

赤レンガが印象的な昼間の東京駅
ライトアップされた夜の東京駅

駅のドームと、人々が行き交う改札が見える部屋

皇居が見えるパレスビュー、丸の内の街並みが見えるシティービューなど11種類の客室があり、私はドームサイドの部屋(ドームサイド コンフォートキング)を選びました。

ドームサイドルームは、部屋の窓から見上げると駅舎のドームが、見下ろすと人々が行き交う東京駅の改札が見えます。ドームに取り付けられた鷲のレリーフや、干支の彫刻などの装飾は、ぜひチェックしたい見どころ。\ホテルに泊まらなくても改札から見えるよ/

東京駅の改札から見上げた駅舎のドーム
部屋から見下ろした東京駅・丸の内北口の改札

部屋の中央にはキングサイズのベッド、天井にはシャンデリア、大理石の洗面台、バスルームにはバスタブとシャワースペースが両方あって広々、都会の喧騒を感じさせない非日常的な空間です。比較的低価格の部屋だったので、それほど広くはありませんが、天井が高いので圧迫感がなく、高級感のあるお部屋でした。

広さ30㎡、高さ3.9mの客室
デスクの上にはオシャレな鏡が
鏡からのぞいた部屋
パウダールームとバスルーム
maruco

朝目覚めると、高い天井と高級感あるシャンデリアが目に入り、幸せな気持ちで一日をスタートすることができました。

廊下を歩けば、東京駅の歴史が分かる

宿泊して初めて気付いたのは、ホテルがものすごく横に長い造りになっているということ。横に長い駅舎に泊まれるようにしたのが東京ステーションホテルなので、ホテルの廊下も長いのが特徴的です。ホテルの端にあるドームサイドの客室まで、スタッフさんが荷物を運んでくださり、ホテル内の説明をしながら案内してくださいました。\歩いて5分くらいかかったと思う…!/

駅舎の造りをそのまま活かした長い廊下

廊下には、これまでの東京駅の歴史が分かる写真が並んでいて、まるでギャラリーのよう。戦争や大震災も経験してきた東京駅。「戦前のドーム、本当に今と同じだ!」「父が生まれたころはこんなだったんだなぁ」「私が上京したのは復原工事前だったのかぁ。姿かたちがどんなだったか、すっかり忘れちゃってたなぁ」なんて思いながら、その100年という長い歴史を知ることができました。

チェックイン時にフロントで「館内ツアーガイド」をもらえるので、ガイド片手にホテル内探索をしてみるのも良いかもしれませんね。

戦前の東京駅
復原工事前の東京駅

朝食ビュッフェが最高に贅沢でおいしい!

そして何より、今回の滞在の満足度を上げてくれたのが、朝食ビュッフェ。駅舎最上階の屋根裏部分にある宿泊客限定の朝食ラウンジ「アトリウム」でいただきます。天井が高く開放感があり、明るい光が差し込む気持ちの良い空間で、優雅な朝を過ごすことができました。

和食、洋食、デザートにはフルーツやプチケーキ、更にはしぼりたてジュースやスムージーも。どれも種類が豊富で、とにかく贅沢!オムレツはシェフがその場で焼いてくれ、3種のオリジナルソースから選べます。1泊だけだったので、全部を食べられないのが心惜しかったですが、とにかく美味しくて大満足でした。

アトリウムでの朝食ビュッフェ

ちなみに、コロナ感染対策もしっかりされていて、さすがは高級ホテルでした。ビュッフェ形式は残したまま、すべての料理が小皿に分けられ、個々の皿にフィルムが乗っていました。カラトリーはすべて使い捨てで、持ち帰り可能。一見シルバーのような高級感のあるカラトリーでしたが、手に持ってみるとプラスチック製であることが分かりました。

開放的な空間で、
何度でも食べたくなる朝食を

駅舎最上階に位置する屋根裏空間・ゲストラウンジ〈アトリウム〉では
110種類ものアイテムを揃えた、宿泊の方だけの朝食ブッフェをお届けしています。
ここでの朝食を目的にホテルに泊まるお客さまもいるのが人気の証。

https://www.tokyostationhotel.jp/stay/

まとめ

期待と不安を胸に上京してきた新入社員時代から、何度も通った東京駅。東京生活で色んな経験をして、ちょっとだけ成長して、自分で稼いだお金で高級ホテルに泊まれるようになりました。「あ~大人になったんだなぁ~」と感慨深くなったりして。\いや、とっくにおばさんやん!っていうツッコミは要らないよ!/

東京ステーションホテルは、とにかくホスピタリティが素晴らしく、歴史を感じる駅舎もとても魅力的。何より「あの朝食を食べるために、また泊まりたいな~」と思ったのでした。

東京生活最後の記念にもなり、素敵なホテルステイとなりました。次は旦那さんと一緒に来たいな!

予約はこちらから!

東京ステーションホテル の宿泊予約は一休.com